2015年02月03日(火) 「日本の中東外交はどうあるべき?」(探究モード)




荻上チキ・Session-22 show

Summary: ■テーマ 過激派組織「イスラム国(=ISIL)」が 「日本人を標的にする」と宣言。 この脅威の中、日本の中東外交はどうあるべきなのか? 2015年02月03日(火)「日本の中東外交はどうあるべきなのか?」(探究モード) ■スタジオ出演 放送大学教授の 高橋 和夫(たかはし・かずお)さん ■電話出演 日本エネルギー経済研究所の 保坂 修司(ほさか・しゅうじ)さん === 「イスラム国」の呼称につきまして 「イスラム国」の呼称をめぐっては、様々な議論があります。 この番組でも専門家の方々にもご意見を伺いましたが、「イスラム国」「ISIL(アイシル)」「ISIS(アイシス)」「IS(アイエス)」「ダーイッシュ」など様々な意見があり、学問的な正しさや政治的な立場、リスナーへのわかりやすさなど、それぞれの観点から一長一短があり、なかなか「これが正解」というものがない状態です。 ただ、国内のムスリム団体「宗教法人・名古屋モスク」や「宗教法人・マスジド大塚」など複数の団体も、イスラームへの偏見を招きかねないとして、「イスラム国」という名称の変更を希望するという趣旨の声明を出しています。 こうした状況を踏まえて、「Session-22」としてはとりあえず、日本政府や国連、アメリカのオバマ大統領などが使用し、すでにTBSラジオの一部の番組も使っているということで、リスナーの方にも比較的馴染みのある、「ISIL(アイシル)」という呼称を当面、基本的に使うことにしました。 ただ、これはTBS全体としての決定ではなく、あくまでも番組としての暫定的なものですので、また状況によって、できるだけ適切な呼称を引き続き考えていきたいと思います。 「荻上チキ・Session-22」」プロデューサー 長谷川裕