
TEDTalks ニュースと政治
Summary: ニュースの見出しの向こう側を覗いてみましょう。TEDカンファレンス、TEDxイベント、世界中の提携イベントのステージから、政治家、ジャーナリスト、研究者たちが鋭い洞察を伝えてくれます。これらに加え、たくさんのビデオが、英語のスクリプトや最大80の言語から選んだ字幕を付けてTED.comから無料でダウンロードできます。TEDは「広める価値のあるアイデア」を追い求める非営利組織です。
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元共和党議員ボブ・イングリスが、保守派にも気候変動や切迫する社会問題の解決を先導できる、そして自由主義経済やイデオロギーを超えた協力が解決に繋がるという楽観的なメッセージを伝えます。 「このアメリカ合衆国は同じ場所に留まって待ち、後ろを振り返るのが好きな人々によって建設されたのではない。今こそ、我々が心に宿す冒険心をアメリカ国民に告げようではないか。」(J.F.K.大統領の演説より)
国連によると、世界のおよそ3人に1人が水不足に瀕する国に住んでおり、20年前より水の豊富な国に住んでいる人々は全世界の5%に満たないのです。 ラナ・マザラは、1973年以来深刻な干ばつ状態にあるヨルダンで育ち、自分の名前が書けるようになるとすぐに、節水することも学びました。この実際に役立つトークでは、水の乏しい国々から学んだ節水に関する3つの教訓を紹介し、急速に世界的危機となりつつある問題について話します。
「才能は誰もが持っていても、発揮する機会があるとは限らない」と、TEDフェローのクリストファー・アテガカは言います。このチャーミングで人に希望を与える話の中で、彼は幼い頃に児童養護施設にいた話や、養子になったことで新しい文化を知る機会を得て、教育を受けることができ、才能を発揮することができた経験を紹介しています。彼は「世界の偏見や人種差別は無くせないかもしれません。しかし、ポジティブで誰をも受け入れ、繋がりある世界を創る子供を育てることは確実にできます。その世界は共感と愛と、そして思いやりで溢れています」と話します。
内向型の人間にとって、通りを行進したり、抗議デモをしたり、一軒一軒訪ね歩いたり、といった従来の形の社会運動は、ハードルが高くストレスを感じてしまうものだ―自ら内向型を公言する元・プロ運動家のサラ・コーベットは語ります。コーベットが紹介する「クラフティヴィズム(手芸+社会運動)」は、もっとおとなしい形の社会運動です。従来よりも穏やかに社会に働きかけながら、人々に歩みを緩めてもらい、気になっている問題について深く考えてもらう手段として手芸を使うのです。 「刺繍入りのハンカチに世界を変える力はない」と、言い切れますか?
気候変動に対処する最大の障害は、あなたの頭の中にあると心理学者であり経済学者のペール・エスペン・ストクネス氏は述べています。 彼は私たちが地球の終焉について考えないで済むための自己防衛の仕組みを長年研究しており、私たちを現実否定から呼び戻す地球温暖化についての新しい語り方をみつけようとしています。 終末論の物語から離れ、地球のために思いやりある行動を取ることが喜びであり個人にもできることだと感じる方法を、この楽しく有益な話から学びましょう。
「戦闘地域であっても、誰もそれを見ていなければ、概ね平和な場所として通ってしまう」と、調査ジャーナリストでTEDフェローの アンジャン・サンダラムは言います。短く鋭いトークを通してサンダラムは、組織的な民族浄化の準備を目撃した中央アフリカ共和国の紛争の実態を紹介します。そして他者の苦しみを目撃し、それを証言することが重要な理由を語ります。「この社会でないがしろにされた人々を通して、私たち自身の本質について大切なことがわかります。だから暴力が誰の目にも、誰の耳にも届くことなく、音もなくまかり通る時こそ、証人が貴重な存在となり、彼らの眼差しが不可欠になるのです」とサンダラムは語ります。
果敢さと明晰さとで世界的に知られるクリスティアン・アマンプールは過去30年間、歴史を形成したビジネスやカルチャー、政治のリーダーたちをインタビューしてきました。アマンプールはTEDキュレーターであるクリス・アンダーソンとの対談で、フェイクニュース、ジャーナリズムの客観性、世界政治のリーダーシップの空白などについて議論し、彼女の知見を披露します。彼女は「どこから情報を得るかに注意して」と呼びかけます。「私たち皆が真実を尊重する世界市民として科学、経験的証拠と事実を理解して行動しない限り、私たちの行く先には大惨事が待ち構えています。」
2009年3月、記者のユナ・リーとローラ・リンは中朝国境でドキュメンタリーの撮影をしているとき、北朝鮮兵に拘束されました。裁判所は労働教化刑12年を言い渡しましたが、アメリカ外交筋の交渉で2人は最終的に解放されました。この驚きと人間味にあふれるトークで、リーは拘置所で「敵」として過ごした140日間の経験を共有し、看守たちのささやかながら人間らしい素振りに支えられたことを語ります。
アメリカにおける人種と政治についてのこの見逃せないトークでセオ・E・J・ウィルソンが語るのは、白人至上主義者のネットユーザー、Lucius25に成りすました経験、そして自分とは意見の異なる人々と関わり合う上で得た、予想外の共感や驚くべき観点についてです。セオは我々に恐怖を断ち切り、好奇心を抱き、考え方の違う人達と勇気ある会話を持つことを勧めます。「会話が暴力を止め、国をスタートさせ、橋を架ける」というのが彼の言葉です。
アメリカ合衆国は2008年から2016年の間に300万人を超える人々を国外退去させてきました。取り残された人々はどうなったのでしょうか?ジャーナリストのデュアルテ・ジェラルディーノは国が行った国外退去の話を集めています。母親や、地元の事業主、もしくは高校生側が突然いなくなることで、コミュニティの結びつきがどのように壊れていくかを、ジェラルディーノは説明します。強制退去の持つ広い影響について学びましょう。
あなとは同じ政党を支持してない人と友達になれますか?ベスト・フレンド同士のケイトリン・クワトロマーニとローラン・アーレッジは、全く違う政治観を持っており、2016年のアメリカ大統領選挙の結末は、お互いの敵意と軽蔑につながる可能性もありました。ここで、二人がその代わりに対話することを選んだ話をお聞きください ―そして二人が「党派を超えた友情」と呼ぶ関係を保つために選んだ簡単な方策を学んでください。
政府がメガシティを作ろうとするとき、多くの場合、真っ先に立ち退きを迫られるのが貧困層です。オル=ティメヘン・アディグベイェ氏は、この感動的で詩的なプレゼンテーションの中で、「新しいドバイ」を作るために、憲法に違反して政府が行った土地の強奪が、どのようにナイジェリア、ラゴス市の海岸沿いのコミュニティの生活を破壊しているのか説明します。彼女は、都市が全ての人にとって安全であるように、政府や私たち自身が責任を果たすよう訴えかけます。「築く価値のある都市、そして夢見る価値のある将来とは、どんな人であろうと、自分の手でどんな家を建てようと、みんなが含まれるものだ」と彼女は言います。
テロリストや過激主義者の全員が、生来暴力的なソシオパスというわけではありません。整ったパターンに当てはまらないプロセスによって、人々は意図的に集められ、過激化しているのです。エリン・マリー・ソルトマンが、人々を過激派集団に参加させる「プッシュ」「プル」要因について議論し、そして過激化への予防と対抗に関する新機軸について語ります。
アメリカ政府に、あなたの通話を録音したり、メールを読んだり、位置情報を監視するのをやめさせるのは何でしょう? できることはあまりない、と監視とサイバーセキュリティを専門とする弁護士であるジェニファー・グラニックは言います。政府はあなたに関するあらゆる情報を容易に、安価に、令状もなしに集めることができます。そして、抗議活動に参加したり、銃の展示会を訪れたりすれば、あなたは政府の注意を引くことになるのです。あなたの権利とリスク、そして監視の黄金時代にあって自らを守るための方法をもっとよく知りましょう。
孤児院を開くことによって、貧困にあえぐ子供たちを助けることは間違っているのでしょうか? タラ・ウィンクラーが、海外から資金提供する人がいるせいでもある発展途上国での孤児院の増加に反対を唱え、家族から引き離されて施設で育てられることで子供たちが受ける悪影響についても解説します。よかれと思ってしたことが悪い結果を招いたという事例を語る、目が覚めるようなトークです。