TEDTalks ニュースと政治 show

TEDTalks ニュースと政治

Summary: ニュースの見出しの向こう側を覗いてみましょう。TEDカンファレンス、TEDxイベント、世界中の提携イベントのステージから、政治家、ジャーナリスト、研究者たちが鋭い洞察を伝えてくれます。これらに加え、たくさんのビデオが、英語のスクリプトや最大80の言語から選んだ字幕を付けてTED.comから無料でダウンロードできます。TEDは「広める価値のあるアイデア」を追い求める非営利組織です。

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Podcasts:

 なぜティーンエイジャーは犯していない罪を自白してしまうのか | リンジー・マロイ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:14:43

なぜ未成年者は犯していない犯罪について偽りの自白をしてしまうのか?どうして未成年者は大人よりも、このショッキングで、直感に反する行動を取ってしまいやすいのか?ネットフリックスのドキュメンタリー『殺人者への道』で取り上げられたブレンダン・ダシーの尋問と自白の映像を通して、発達心理学の教授、研究者であるリンジー・マロイが偽りの自白が起きてしまう科学的な根拠について説明します。そして大人を想定して作られた法制度において、子供の扱い方を変える必要があると呼びかけます。

 もしも無作為に選ばれた人たちが政治家になったら | ブレット・ヘニッヒ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:09:31

民主主義が壊れているとお考えのあなた、こんなアイデアはどうでしょうか:「無作為に選ばれた人たちが政治家に代わって政治を行う」 作家であり活動家でもあるブレット・へニッヒが「抽選制による民主主義(政治家の無作為抽出)」を提唱し、力強く主張します。これは古代アテネ発祥で、民衆の知恵を活用し、公共の利益のためのバランスの取れた決定を一般人に委ねる制度です。突飛なアイデアでしょうか? 党利党略政治のない世界を作るため、この制度をどのように活用できるか学びましょう。

 移民の子供の気持ち | マイケル・レイン | File Type: video/mp4 | Duration: 00:08:01

マイケル・レインは、移民第一世代—育った国と生まれた国の両方と強い繋がりを持っている人たち—の話を伝える任務に就いています。このトークでは、移民に対する誤解や移民の限られた体験談を解き、彼らが属する世界の物語を共有します。「私たちは生きた文化のるつぼだ。」とレインが語ります。「もしそのつぼの中の物が、新しい、または違う匂いがしても、そっぽを向かないでください。一緒に食べよう、と言ってください。」

 今こそ法律によって性暴力被害者を守る時 | ローラ・L・ダン | File Type: video/mp4 | Duration: 00:06:13

米国で性暴力が起こった後の責任体制を当たり前のことにするために、私たちは戦術を変えなければならないと、被害者の人権を守る弁護士でTEDフェローのローラ・L・ダンは話します。組織を1つ1つ改革しようと戦う代わりに、憲法を改定し、最終的に、男女の不平等と性暴力に対する州の取り組みを求める「男女平等憲法修正条項」を成立させる必要があります。徹底的な変革を先導し、ダンは「私達の司法制度は正義の制度になり、「Me Too」運動はついに「no more」に変われるかもしれません」と主張します。

 データで見ると、世界は良くなっているのか、悪くなっているのか? | スティーブン・ピンカー | File Type: video/mp4 | Duration: 00:18:32

誰かがそう信じさせようとしているように、2017年は本当に「最悪の年」だったのでしょうか? 心理学者のスティーブン・ピンカーは、殺人、戦争、貧困、汚染その他に関する最近の統計データを分析することで、今の世の中は30年前に比べ、そのいずれにおいても改善していることを見出しました。しかし、進歩というのは必然的に起きるものではなく、また常にすべてがあらゆる人にとって良くなるわけではないと彼は言います。進歩とは問題解決であり、気候変動や核戦争といったものは待ち受けている終焉としてではなく、解決すべき問題と捉えるべきなのだと。「完全な世界というものは存在しないし、そんなものを求めることは危険でさえある。しかし人類の繁栄のために知識を応用し続ければ、我々に実現できる改善に限りはない」と彼は述べています。

 1人の女性の怒りには何世代分もの知恵がある | トレイシー・エリス・ロス | File Type: video/mp4 | Duration: 00:10:35

世界中の女性たちが経験してきたことは、もはや無視できない状態まで達している、と役者であり活動家のトレイシー・エリス・ロスは言います。この率直で堂々としたトークで、彼女はより良い未来を構築しよう、と男性と女性の両方に呼びかけます。

 戦争とその後に起こること | クレメンタイン・ワーマリヤ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:12:43

クレメンタイン・ワーマリヤはルワンダ内戦が起きた時6歳で、故郷キガリを出て両親と離れ、姉と逃げることを余儀なくされました。このトークの中で彼女は自分がどのようにして難民になったのか、6年間で7つの国の難民キャンプを転々とした話を通して、戦争の後に起こることを伝えています。

 パークランドの高校教師からみんなへの宿題 | ダイアン・ウォルク=ロジャーズ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:15:46

ダイアン・ウォルク=ロジャーズは、2018年のバレンタインの日に恐ろしい銃乱射事件が起きたフロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で歴史を教えています。あのような理不尽な暴力は、どうすれば終わらせることができるのでしょう? この強く心に訴える講演で、ウォルク=ロジャーズは、アメリカが銃についての安全と責任という面で前進するための3つの方法をを提示し、みんなにも自分の答えを考えるように勧めます。そして何よりも、彼女の学校の活動家であり、事件の生存者であり、その活動によって何百万という人々を行動へと動かしている生徒達に見習うようにと。ウォルク=ロジャーズは言います。「本当はあの子達が自分でしなきゃいけないことではないんです。あの子達が私たちみんなに加わるよう呼びかけています」

 難民を巡る世界的な議論に欠けているもの | ヤシン・カカンデ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:04:27

今、難民を巡る議論には、国境規制を公約する政治家から、仕事を失うことを恐れる市民まで、あらゆる人が参加しています。しかし、当の移民たちは含まれていません。彼らはなぜやって来るのでしょうか?ジャーナリストでTEDフェローのヤシン・カカンデが、彼を含む多くの人々が祖国から逃れるのを余儀なくされた理由を説明し、より開かれた議論と新しい視点を求めます。なぜなら人類の物語とは、移住の物語だからです。彼はそのことを私たちに思い出させてくれます。「どんなに厳しい制限も、我々人類の歴史を作ってきた移住の波を止められはしないでしょう」と彼は言います。

 保釈金という不正義を終わらせよう | ロビン・スタインバーグ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:14:24

アメリカ合衆国にはいつでも、45万人以上の人が保釈金を支払えないという理由で刑務所に収監されています。保釈金の多くは500ドル前後、支払える人もいれば、支払えない人もいます。刑務所への収監は人生を変えてしまいます。収監された彼らは仕事や家、命を失い、司法制度では人種差別が進んでいきます。ロビン・スタインバーグはこの状況を変える、大胆なアイデアを思いつきました。大量収監問題の解決を目的とした、前例のない規模で全国展開する循環型の保釈金基金を作るという「The Bail Project(保釈金プロジェクト)」を、力強く説明します。 (この野心的な計画は、地球規模の変化を巻き起こすことを目的とするTEDの新たな取り組み「The Audacious Project」第一弾の1つです)

 私がアメリカのネオナチ運動に傾倒し 抜け出すまで | クリスチャン・ピッチョリーニ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:20:18

14歳のとき、無邪気な少年だったクリスチャン・ピッチョリーニは白人至上主義者に、そしてすぐにアメリカ初のネオナチスキンヘッド集団のリーダーになりました。では、どのように過激化し、そしてどのようにして最終的にこの運動から抜け出したのでしょうか? この思い切ったトークでは、あらゆる形の「ヘイト」(特定の集団に憎悪を向けること)について、ピッチョリーニが驚くべき、かつ反直感的な解決策を示します。

 大量投獄の背景にある人間の物語 | イヴ・エイブラムス | File Type: video/mp4 | Duration: 00:13:39

ドキュメンタリー作家のイヴ・エイブラムスは次のように語ります。アメリカは世界中のどの国よりも多くの人を収監しており、刑務所にいる約1%から4%の人々はおそらく無実です。すなわち8万7千人の兄弟や姉妹、母親や父親が不必要に家族から切り離され、夢や人生の邪魔をされています。そしてその大部分はアフリカ系アメリカ人です。イヴは、投獄された人々とその家族をインタビューした際の音声を使って、大量投獄の影響を受けた人々の感動的な話を共有します。彼女が求めるのは、私たち全員が立ち上がり、全ての人のために司法制度を確実に機能させることです。

 危機はポジティブな変化のチャンス | ナオミ・クライン | File Type: video/mp4 | Duration: 00:15:35

現在、私たちは実に様々な危機に直面しています。記録的な暴風雨や恐ろしいテロ攻撃、海を渡る途中で行方不明になっている何千もの難民、あからさまな民族至上主義運動の高まり、等々です。私たちは度重なる危機に見合う緊迫感を持って対応しているでしょうか?ジャーナリストで活動家のナオミ・クラインは、社会を後退させる大規模な危機を政府機関がどう利用するかを研究しています。「ザ・リープ」というマニフェストは、クラインが先住民の長老、気候変動活動家、労働組合のリーダーなど、さまざまな背景を持つ人々と共に作成し、私たちがすでにクリーンな経済とはるかに公正な社会へと移行した後の世界のビジョンを綴ったものです。クラインは訴えます。「現代社会を不安で満たす危機には、私たちを変え、世界をよりよく変える力があります。しかしそれにはまず、私たちが目指す世界を描かなくてはなりません。そして、共にビジョンを追求しなければならないのです。」

 難民が求めているのは物資ではなく社会進出である | ロバート・ハキザ | File Type: video/mp4 | Duration: 00:06:45

難民の住居としてよく紹介されるのは遠隔地の仮設難民キャンプですが、現実には全世界の難民の60%以上が都会に定住しています。TEDフェローのロバート・ハキザが都会に暮らす難民の生活の様子を紹介します。また、彼が始めた支援団体のような組織が難民に必要なスキルを与え、最終的に自立に導く様子を見せてくれます。

 資本主義はイデオロギーではなくオペレーティングシステムである | ブー・スリニバサン | File Type: video/mp4 | Duration: 00:06:10

ブー・スリニバサンは、資本主義と科学技術の進歩の関係を研究しています。スリニバサンは、資本主義を強固で不動のイデオロギーと考えるのでなく、オペレーティングシステム(OS)と考えるべきだと提案します。例えば目前に迫るドローンでの配達サービスの開始のような技術革新に対応して更新する必要があるというわけです。この簡潔で進歩的なトークで、自由市場の過去と未来、そして米国型資本主義のアイデンティティに起こりうる危機について詳しく見ていきましょう。

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