
TEDTalks ニュースと政治
Summary: ニュースの見出しの向こう側を覗いてみましょう。TEDカンファレンス、TEDxイベント、世界中の提携イベントのステージから、政治家、ジャーナリスト、研究者たちが鋭い洞察を伝えてくれます。これらに加え、たくさんのビデオが、英語のスクリプトや最大80の言語から選んだ字幕を付けてTED.comから無料でダウンロードできます。TEDは「広める価値のあるアイデア」を追い求める非営利組織です。
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ものの仕組みに興味があるなら、自分の手を使い家で実験してみましょうと物理学者のナディア・メイソンは言います。科学的好奇心によって身の回りの世界のことがいかに解明できるかを示し、磁石や1ドル紙幣やドライアイスなどを使ってステージ上で実験をしてお見せします。
もしローンをお金ではなくボランティアやメンターとしての活動で返済できたらどうでしょう。活動家のアンジー・ムリミルワが、「社会還元型返済」と呼ばれる画期的な経済活動手法が、貧困の連鎖に陥っているサハラ以南のコミュニティの活性化にどのように役立っているのかを語ります。この融資方法がどうやって多くのアフリカ人女性と少女たちにチャンスを作り出しているのか、そしてなぜあらゆる場所で長期的な効果が期待できると言えるのか、見ていきましょう。
新型コロナウイルスに感染すると、どうなるのでしょう。リスクが高いのは誰でしょう。自分の身を守るには、どうしたらいいのでしょう。2003年に起きたSARSのアウトブレイクの際に世界的な対応を指揮した公衆衛生の専門家デヴィッド・ヘイマンが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最新情報と、将来起こりうることについて語ります。
世界中で10億人を超える人々が出生証明書を持っておらず、そのほとんどは子供です。 その結果、多くの国で、彼らは医療や教育のような重要なサービスにアクセスすることができないと、法的アイデンティティの専門家クリステン・ウェンツは言います。 彼女は、なぜこの問題が私たちの時代における最大級の人権侵害であるかを説明し、誰もが出生登録され、保護されるようにするための5つの戦略を伝えます。
世界の約10億人が非正規のコミュニティやスラム街で暮らしており、多くの場合、清潔な水やトイレ、ちゃんとした道路といった基本的なインフラさえ欠いています。都市プランナーであるスムルティ・ジュクル・ジョハリが、これらのコミュニティにまつわる俗説を打ち崩し、政府や建築家がそういう住民を避けるのでなく協働することによって可能となるシンプルで常識ある解決策の例をお話しします。
洗濯をしたり、妊娠していたり(妊娠したことがあったり)、片付けや家族のための買い物といった仕事をしても、GDPの基準によると非生産的となります。先見性のあるこのトークでは、経済学者マリリン・ウォーリングがこの偏狭な計算体系の失敗を正そうとします。そして私たちの生計だけでなく地球をも評価する、より良い成長の測定手段がなぜ私たちに必要なのかを詳しく説明します。
選択肢を与えられたら、地球に危害を及ぼす商品を選ぶ人は少ないでしょう。その一方で、消費者向け商品は、ほとんどの場合、どのように生産・調達されたものなのかが非常に不透明です。マーカス・ムッツは、この状況が変わろうとしている、と言います。サプライチェーンの革新を進めるムッツは、マジェランアイナメを例にとり、ブロックチェーン技術を活用しながら、海洋から食卓にのぼるまでの魚の動きを追跡する方法を説明し、消費者が信用できる商品の提供が可能であることを示します。
人類を破滅させるような技術的発明である「黒い玉」を生み出す瀬戸際に我々はいると、哲学者のニック・ボストロムは言います。TEDのクリス・アンダーソンとの鋭く軽妙なこの対談で、ボストロムは我々の発明が手綱を離れたときに直面することになる危険性を描き出し、人類の終焉を避けるためにできることを探ります。
フェイクニュースによって選挙結果が左右され、株が暴落し、日常に不和の種がまかれる時代。データサイエンティストのシナン・アラルが、フェイクニュースはなぜ、どのように、こんなにも速く広まるのか、デマ情報に関する最大規模の研究を引用しつつ分かりやすく説明します。そして、真実と虚偽の間のもつれた糸をときほぐすのを手助けしてくれる5つの戦略を示してくれます。
星が輝く夜空を見上げたことはありますか? 今行動しなければ、この非常に美しい光景が失われてしまうかもしれないと、天体物理学者のケルシー・ジョンソンは言います。この魅力的で、予想外に笑わせられるトークで、ジョンソンはいかに光害が人間を含むほぼすべての生き物に影響を与えるかを説明し、この問題の解決の助けとなる「馬鹿みたいに簡単な」5つの解決法をお教えします。
アーティストのラトーヤ・ルビー・フレージャーは、ミシガン州フリント市で5カ月間過ごし、水汚染問題の被害を受けた人々の生活を写真に収め、フォトエッセイ『Flint is Family(フリントは家族)』として発表しました。でも水汚染が長引くにつれて、住民を救うには写真だけは足りないことに気づきます。この感動的で、驚くべき内容のトークで、フレージャーは、フリント市民に清潔な水を無料で提供するまでに辿った長い道のりについて話してくれます。
インドの大都市の大気汚染は世界最悪です。この公衆衛生上の危機をどうしたら解決できるでしょうか。すぐに実践可能なトークの中で、社会起業家のアルナバ・ゴーシュが、インドの大気をよりクリーンかつ安全にする5ステップの計画を提示し、そこに至るために全市民がどのように積極的な役割を果たせるのかを明らかにしてくれます。
人種差別を、感情ではなく行動として捉えれば、計測できるものになり、解決不能な問題から解決可能なものへと変えることができる、と司法科学者のフィリップ・アティバ・ゴフは言います。この実用的なトークで、彼は警察活動公平性センター(Center of Policing Equity)での自分の仕事について話してくれます。この組織では、警察署が取締における人種間のギャップを見つけ、追跡し、根絶するのに協力しています。そのデータを用いる手法について学び、さらに改善が必要なこの仕事に私たちがどう関わっていけるかを考えてみましょう。(この野心的な計画は、地球規模の変化を巻き起こすことを目的とするTEDの新たな取り組み「Audacious Project」の1つです)
2019年の春、33か国1万7千人を超えるヨーロッパの住民が、初対面の人と政治を議論するイベントに参加登録しました。彼らが参加したのは、意見が異なる人同士が一対一で対話する場面を作るプロジェクト、「ヨーロッパは語る」です。これは政治向けの出会い系アプリのようなものです。編集者ヨハン・ヴェグナーが、話し合うために人々が会った時に起きた予期せぬ出来事について話してくれます。面と向かって話し合うことで、分断された世界に再考を促すことができるのです。
「北朝鮮は想像を絶するような国です」人権活動家のパク・ヨンミは、そう言います。彼女は10歳で祖国を逃れました。自らの子供時代の痛ましい話をしながら、彼女は自由の脆さについて考え、世界で最も暗黒な場所に於いてでさえ、どうすれば変化が達成され得るのかを示します。